睡眠負債とは
2018/12/17
最近、耳にすることも多いかと思います睡眠負債というワード。
まず、睡眠負債とは何なのかについて記載していきます。

睡眠負債とは、必要な睡眠時間に対するわずかな不足分が、
まるで借金(負債)のようにじわじわと積み重なっていく状態を表す言葉です。
睡眠負債の厄介な点は、本人に自覚がないところです。
毎日きちんと寝ているつもりでも、その蓄積した睡眠不足の影響で、
自分でも気づかないうちに作業パフォーマンスが大幅に低下してしまいます。
人により個人差はありますが、平均的に必要な睡眠時間が8時間だとして、
毎日6時間の睡眠が2週間続くと、2晩徹夜したのと同じ脳の状態になります。
その睡眠不足は、がんや認知症といった深刻な病気のリスクを高めることにもなります。
日本人の平均睡眠時間は男性6時間24分、女性6時間18分(2015年、国の調べ)では、
5人に1人が睡眠不足というデータが報告されています。
いまや日本人の睡眠時間は、先進国の中で最も短くなりました。
その睡眠負債による経済損失は、15兆円にものぼると試算されております。
この問題は、個人でどうにかできる段階ではありません。
今後は、会社全体、日本全体で主体的に取り組んでいくべき問題なのです。
この睡眠負債の状態をあなたもチェックしてみませんか?
結果が良くなかった場合は、睡眠に対する意識を改善してみましょう。
参考文献:
睡眠負債とは? 「日本の人事部」
J‐CAST テレビウォッチ
睡眠負債が危ない│NHKスペシャル
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