認知症の予防

2019/05/08

 

加齢とともに増加し、予備軍は50万人ともいわれる記憶・認知機能の低下。

平均寿命が80代となっている今日、知的な刺激、栄養、運動、社会的交流などで少しでも発症率を下げたり、発症を遅らせたりすることが、求められている。中でも注目されているのが、睡眠とアロマである。

 

 

 

認知症の約7割を占めるアルツハイマー型は、アミロイドβ蛋白という脳内の老廃物が蓄積するところから病気が始まる。このアミロイドβを含む老廃物は毎日排出されるが、その働きは就寝中にとても活発になる。しっかり眠るという事自体が予防となり、さらに従来一度脳内に蓄積したアミロイドβは溶けないと考えられてきたが、よい環境に置かれよく眠れていたマウスで溶けたことから治療にもなり得る可能性がでてきた。さらに昼の30分以下の仮眠はリスクを下げ、1時間以上の仮眠はリスクを上げることもわかっている。

 

 

 

 

アロマを使って嗅覚を刺激し認知機能の回復を望めるという鳥取大学の研究が話題になった。嗅覚というのは認知症の初期から低下するが、回復する貴重な神経でもある。そして脳の部位的に記憶を司る海馬周辺も刺激することができる。

鳥取県の高齢者対象でよい結果がでたのは、

・午前中にローズマリーカンファー2滴、レモン1滴

・夜に真性ラベンダー2滴、スィートオレンジ1滴

どちらも2時間以上、香料でなく精油であること、においを自覚していなくてもいい。

昼用は覚醒系の香り、夜用は鎮静系の香りであることからサーカディアンリズムを整える働きがよかったのではないかと考えられている。

 

 

 

 

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