睡眠IoTグッズのスマートアイマスクLuunaを試してみました!
今回は、脳波を測れるというアイマスク
「スマートアイマスクLuuna」16,800円
を試してみました。
アイマスクの睡眠IoTグッズで、
このアイマスクを着けながら睡眠をしたら
どのような睡眠状態だったのかを測ってくれるとのことです。

初期設定に関しては手間取ることはありませんでした。
日本語の説明書もついており、わかりやすく
小型のアダプターをアイマスクの左右どちらかに付けて、
アプリをスマホにダウンロード⇒起動⇒設定完了すれば計測可能となります。
アプリに関しては、国名から身長や体重まで細かく入力していきます。
脳波で睡眠を測るにあたって、それらの情報が必要なのか疑問ですが
睡眠に興味を持っている方の平均体重、平均身長は
制作者側にとって役に立つのかなと思います。
この睡眠IoTグッズは、充電が今何%であり、どのくらい持続可能なのかや
Bluetooth接続することも簡単でしたので、
開始するまでで困ることはありませんでした。

モードが「睡眠モード」「仮眠モード」「脳波-AIミュージック」と3種類あり、
基本の「睡眠モード」を実際使用してみると、
自然溢れる虫の音や、さざ波の音等が設定したスマホから流れてきます。
(自分の好きな音楽を流すこともできます。)
自然の音が好きな方であれば、心地よさを感じながら眠れそうです。
朝起きた時には消えているので、睡眠時に音を消してくれる機能がついているようでした。

今回試した中で、一番の課題は
夏ということもありますが、起きたらアイマスクが取れている。
(私の寝相が悪いだけかもしれませんが・・・)
5回ほど使用してみましたが、毎回外れており
時にはすぐに外れて計測できていないこともありました。
普段からアイマスクを使わない方であれば、まずは安価なアイマスクを試してみて
朝まで外れていないようだったら
アイマスク型スリープテックを使用する方が良いと思います。
出てきた睡眠測定グラフは以下となります。




脳波を測れるのが特徴ということでしたが、
今まで使用してきた睡眠IoTグッズと特に違いはありませんでした。
優れているところは、周囲の音を計測できることでしょうか。
「雑音」と「物音(いびき・寝言)」の2種類を計測でき、
いびきや寝言を言っていた場合は、ご丁寧に録音までしてくれます。
自分のいびきは聞きたくないですが、寝言は気になりますね。
自分では気づけない睡眠時の音を記録してくれるのはありがたく、
騒音対策をすればもっと眠りやすくなりそうだ等、不眠に繋がる原因がわかりそうです。

次に、別モードの脳波テスト「脳波-AIミュージック」というものを試してみました。
こちらは、脳波に合わせて音楽を変えてくれるというものです。
試してみると、ピアノの音が流れて、どうやらこのピアノの音が集中力やリラックス度によって
軽快になったり低音になったりするようです。
流れてくる説明ボイスに合わせて、リラックスしたり集中したりするのですが
短いながらもなかなか気持ちが変化して良いものでした。
でる結果も脳波を見てくれてるのかな?というものでしたので
これを睡眠導入のように使えばいいのにともったいなく感じました。

今回、「スマートアイマスクLuuna」
を試してみた個人的な結果は
①アイマスクをしながら睡眠計測ができるので、睡眠時にアイマスクが合う方は良いと思う。
一方、外れてしまう方には向いていない。
②睡眠時に周囲の音を聞き分けてくれるので、深い睡眠が取れていないと悩んでいる方は試す価値がある。
③眠る際に音楽を流している方は、心地よく安心して眠れる。
④睡眠計測の結果は物足りない。(脳波がどうだというコメントが欲しかった)
⑤脳波ミュージックには今後の発展にかなり期待します。
となりました。
入眠の際のアイマスクは、周囲が真っ暗になり寝るしかないという認識になるので
眠れない際には試してみようと思います。

いい機能がついていても、アイマスクタイプ自体が合わなければもったいないですね。無意識に外してしまうといった物理的な相性だけでなく、真っ暗になり入眠に集中できることが、プラスに働かないこともあります。漠然とした不安や寝なければというプレッシャーを高めたり、音がやけに耳についたりと試してみないとわからないことだと思います。
私個人としてはこのような家庭での計測結果で睡眠が浅かった・深かったをあまり気にする必要はなく、継続してみて日中の活動レベルや満足度と関連がありそうな項目(就寝時刻・総睡眠時間・中途覚醒の回数・いびきの回数など)を見つけ、改善を目指してほしいです。

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ねむりのコンシェルジュ
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