睡眠 IoT アイマスク「EMOORスマートヘッドホン」を使ってみた
今回は、アイマスクから音楽が流れ、心地よい睡眠ができる&睡眠計測ができる
睡眠 IoT アイマスクの「EMOORスマートヘッドホン」を使用してみました。

このアイマスクは、よくある耳掛けや、バンドで止めるアイマスクではなく
同じ素材がぐるっと輪っか・円のようになっているのが特徴的でした。
見た目的にはスマートでよかったです。
また、イヤホンジャックが付属しており(取り外し不可)、それをスマホと繋げることで
音楽が耳元から流れる仕組みになっております。
使用方法としては、
①説明書についているアプリをダウンロード
②デバイスの同期
※アイマスクに付属(取り外し不可)されている
イヤホンジャックをスマホに差し込むとこのアイマスクと同期されます。
最近のiPhoneでは差し込み口が違うので測定できません・・・
③睡眠前にアプリ内の「睡眠」ボタンを選択すると
音楽の選択、並びに睡眠の計測を開始
といった流れとなります。
計測してみた結果、下記のようになりました。





・・・非常に結果が悪いですね。
このような結果になってしまった原因として、
元々の私の睡眠方法が悪いのもあるかと思いますが
・睡眠に落ちたタイミング(おおよその感覚)と、計測結果が違うことがある
・アイマスクを途中で無意識に外してしまうと、早く起きたことになってしまう。
等のIoT側の問題もあると思います。
ここからは私が感じたメリット・デメリットについて記載させていただきます。
メリット
・アイマスクをした際に流す音楽の内容が割と良い(リラックスできる)
⇒海の波の音や、雨の音、虫の音など自然界の音楽が耳元で流れるので
リラックス効果がありました。

・アイマスクの肌ざわりが良い、密閉感がある
⇒冒頭でも記載しましたが、全体が絹?のような素材で構成されているので
装着時に違和感はありませんでした。
また、目元がしっかり包み込まれるので光の遮断性は高いと思います。
デメリット
・イヤホンジャックでしか同期できない
⇒ここが一番のデメリットだと感じます。
iPhoneでは同期ができないので、そもそも使用できない人が多数いるのは
非常によくないと思います。
音楽を耳元で流したいのであれば、Bluetooth等の取り組みもできたと思いますし
イヤホンコードが睡眠時に常に首元にあるのはリスクがあると感じました。
・何をもって計測しているのかがわかりづらい
⇒今回のIoTは、アイマスクの中に何か計測をする素材が入っているのか、
どこで体動等を感じているのかがわかりづらく
計測結果を信じづらかったです。
今回のIoTアイマスクのまとめ
・アイマスクの質は良い
・耳元で音楽を流したいという構想は良いがコードは無い方が良い
・睡眠測定機能が不明瞭である
といったところでしょうか。
とりあえず合わせてみました感が少し強かった睡眠 IoT のように思います。

「あなたの睡眠はひどいものです!」と小気味よく言い切ってますけど、実感と開きがあると「ちゃんと測ってから言って!」と朝から反発してしまいそうですね。
周囲の音と視界の遮断はしっかりできるようですので、仮眠用のアイテムとするとちょうどいいのでないでしょうか。午後の20分程度の横にならない仮眠は、寝不足を補うだけでなく、以降の眠気を飛ばし作業効率をUPさせるのでよくすすめられます。最近では認知症の予防としても注目されているので、ぜひ取り入れていただきたい習慣です。

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ねむりのコンシェルジュ
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