睡眠IoTグッズSleepace『RestOnスリープトラッカー』を試してみた
睡眠中の体動・脈拍等を、ベルトを敷いて感知するIoT商品
「RestOnスリープトラッカー」を試してみました。
この商品は他の睡眠アプリ等とは違い、ベルトが睡眠を感知してくれるので
取得できるデータの信ぴょう性が高そうという点が魅力です。
商品はこんな感じです

かなりスマートな仕様になっており、連携はBluetoothで携帯と接続。
携帯には、専用のアプリをダウンロードして、この機種を選択すれば同期の準備ができます。
商品の先端を開け閉めすると、緑色に光りますので、その間にデバイスの選択をすれば
この機種のIDが表示され、登録を完了するという流れです。

睡眠の計測を開始するには2パターンあります。
1.睡眠前に手動で「睡眠」ボタンを押す
2.時間を設定して自動で計測を開始する
私は主に2.を利用してみました。
実際に使用してみたところ、このような計測結果になりました。






実際に使用してみて、私が面白い・役立つと感じたところが③点あります。
①心拍数/呼吸数/寝返りの回数が把握できる
心拍数/呼吸数は、その日の最大数・最小数を知ることができ、
もし睡眠時に自覚なく呼吸困難や頻呼吸になっていた場合でも
気付くことができますし、警告もしてくれます。
睡眠用語に精通していなくても、項目をクリックすれば詳細説明が出てきてくれるので
非常にわかりやすかったです。

②日々スコアが表示され、自分の睡眠状態が把握できる/良い睡眠を目指せる
この商品本来の魅力ですが、自分の寝姿は自分ではわかりません。
実は途中覚醒していた、呼吸が乱れていたと表示されると
室内環境を整える機会になります。
睡眠は、自分の体を守る為に必須ですので、
より良い質の睡眠を目指す指標になります。
※睡眠を自動計測にすると、睡眠前から測定が始まるので、ベッドの上で起きていると
入眠までに時間がかかったことになり、スコアが落ちやすくなるので注意
③日報/週報/月報でデータの確認、比較ができる
実際にこの商品を使い続けた時、月報まで計測してくれるのには驚きました。
春夏秋冬での自分の睡眠の違いや、忙しい月、余裕のある月での違いも
このデータを見れば一目瞭然なのは、続けていく良いモチベーションになると思います。

全体的に良い機能がついているなと思いましたが
残念だったポイントも記述させていただきます。
❶計測が途中で途切れることがある
寝る前に接続されていることを確認した上で就寝をしても、
朝起きたら同期できませんでしたと表記されることが何度かありました。
商品をスマートにすることも大切ですが、
例えば商品自体に一日分のデータはストックできて、
最悪再同期すればデータが取得できるといった保険が欲しかったです。

❷ベルトが短い
私のベッドの場合少し尺が足りず、端の方で寝てしまったら計測できないという
状態になってしまいました。
特に大きいベッドでもないですので、
もっと余裕をもった長さで作っていただきたかったです。
まとめ
今回のIoT商品は、睡眠の質を測定したい、改善していきたい
という目的であれば非常に良い商品かと思いました。
データを取得しても、いちいち見るのが面倒だという方でも、
月報・週報などを月に複数回確認するだけでも良いですし、
自動計測にしていれば、携帯をいちいち設定する必要もありません。
接続不備等の問題さえ解決できれば、
長く使用するモチベーションは充分保てるかと思います。
一般の方が手に届く価格帯で、ここまでのクオリティがあることは非常に驚きました。

自宅でも手軽に睡眠を計って記録するものはたくさんでてきていますね。
睡眠は様々なものから影響を受けるのでうまく眠れない日はどうしてもあると思います。毎日の結果に一喜一憂せず、1週間くらいの単位で何が影響したのだろうと反省を繰り返すことが、睡眠をよりよくするための気付きに繋がりそうですね。

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ねむりのコンシェルジュ
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