光環境

光環境
眠りと関わりの深い、環境3大要因の一つ。
光の影響
約一日の体内リズムの調整、覚醒水準upなど特に覚醒方向への影響が大きい。
朝はリズムを整えるために取り入れ、夜はできるだけ抑えることが望ましい。
光の種類と影響力
太陽>人工:昼光色>人工:電球色>火 ※太陽が一番影響力大きい。
色味の成分、照度、量(目付近の明るさ×暴露時間)などが要素となる。
おおよその明るさ:真夏の昼10万lx、真夏の曇天と冬の昼5万lx、雨天でも2万lx。晴天の窓際1万lx、昼間会社の机の上で500lx。寝室は30lx以下が理想でありロウソクが10lx、月明かりが1lx以下。高照度光療法(強い光を人工的にあてて体内リズムを整える)では2500lx以上。

現代の問題点
昼間は屋内中心で光が不足、夜間は蛍光灯で過剰気味。特に日本の居間は明るすぎるといわれる。500-700lxくらいの家庭もあるが、JIS規格では適切な明るさを、居間は150-300lx、書斎・勉強部屋で500-1000lx.としている。
