
家族と眠りの関係
個人差だけでなく世代・性別によっても睡眠の傾向は異なるが、遺伝的な面もあらわれたりする。手足の動きや寝言が多い、目があいたままなど確認してみると面白い。 家族の関係と睡眠:旦那の睡眠の悪化は妻に影響するが、妻の睡眠の悪化は旦那には影響が小さいという結果がある。しかし母の睡眠...

お酒と睡眠の関係
お酒と睡眠の関係 少量のお酒であればリラックスと催眠の作用をもたらすが、飲み過ぎは睡眠の質を下げる。お酒をたくさん飲んだ方が眠れるというのは勘違いで、睡眠による回復効果は望めない。さらに悪夢、寝汗、筋肉が緩むのでいびきや睡眠時無呼吸の悪化、利尿作用による頻尿に繋がりやすい。...

寝姿勢について
無意識にとる睡眠時の姿勢=寝姿勢には性格が反映されているのではないかという考えがある。古くからヨーロッパには「王様は仰向け、賢者は横向け、金持ちはうつ伏せに寝る」ということわざがあったことから何度か研究がなされている。 1977年アメリカの精神科医ダンケル氏が解釈を試み、3...

カビ・ダニ対策について
ベッドではない場合、布団は押入れに収納されることが多い。 基本的に上げ下ろしを毎日行うことはカビ・ダニ発生の防止となる。 ところが押入れの湿度は通年非常に高く中段では平均80%を超える。 これは収納した布団自体にも水分が含まれていることと住宅構造の影響がある。...

認知症の予防
加齢とともに増加し、予備軍は50万人ともいわれる記憶・認知機能の低下。 平均寿命が80代となっている今日、知的な刺激、栄養、運動、社会的交流などで少しでも発症率を下げたり、発症を遅らせたりすることが、求められている。中でも注目されているのが、睡眠とアロマである。...

高齢者の眠り
睡眠に悩む高齢者は3人に1人と高い割合であるのは、深部体温やメラトニンレベルのメリハリ低下など生理的な変化、がんや生活習慣病など身体疾患、認知症やうつ病といった精神疾患、年齢とともに増加する無呼吸症などが原因と考えられる。 高齢者の睡眠特徴 ・睡眠時間が短くなる...

光環境
光環境 眠りと関わりの深い、環境3大要因の一つ。 光の影響 約一日の体内リズムの調整、覚醒水準upなど特に覚醒方向への影響が大きい。 朝はリズムを整えるために取り入れ、夜はできるだけ抑えることが望ましい。 光の種類と影響力...

睡眠の用語
睡眠関連の本を読むと出てくる基本的な用語について。 「アクチグラフ」 腕時計型の活動量計。睡眠-覚醒リズム、仮眠、中途覚醒などがわかる。 「概日(サーディアン)リズム」 約24時間周期の生体リズム。 「金縛り」 睡眠中目が覚めても動けない、恐怖感、乗られている感覚、気配、幻...

運動と睡眠
運動が睡眠に良好であるというイメージは多くの方がもっており、調査も数多くされているが結果は様々である。睡眠によい影響がある場合、健康度全般の向上やリズムの規則性の強化といった運動そのものの効果もあるが、運動習慣を生活にとりいれようという健康志向や生活の余裕なども影響する可能...

健康のための睡眠指針 2014
厚労省は平成15年に作った「健康づくりのための睡眠指針―快適な睡眠のための7か条」を見直し、平成26年12か条として発表した。 大きな特徴は、心の健康に触れたこと、若年、勤労、熟年と世代別に睡眠の注意点やアドバイスが盛り込まれたことである。...